捺火削がん

まず、ココロのスキマにスイッチを設置します

【2022年最新版】「嘘」って何? えほんにかいてある? 真実の濁流に呑まれた世界で、たった一つの「嘘」を探し求めてみた!【調査】

はじめに

皆さんは、という言葉を聞いたことがありますか?

私は、つい最近この言葉の意味を知りました。なので、という言葉を聞いたことがある生命体の数は眇眇たるものでしょう。

未知の事柄への無計画な暴露は人類平和憲章の理念に反する残念な結果を齎すこととなる危険性を孕んでいる」という方も多いと思いますが、今回はそのようなことは特に気にせずに記事を書いていこうと思います!

未知との遭遇は、我々の歴史において、常に人類文明に大きな発展と幸福を与えてきました。「知とは罪であり、理性は苦しみを生み出すものでしかない」と言わんばかりの現在の世界政府の方針には、溜息をつくほかありません。

「足るを知る者は富む」という言葉があるように、知とは他の何よりも我々人類に幸福を齎すものです。そのようなことすらも理解できないのが現在の政府の在り方なのでしょうか? とても残念であると思っています。

ということで、今回はについて調べてみました!

とは?

そもそも、とは何なのでしょうか? ……先ほど、「という言葉」と言いましたね。

ということで、辞書を引いてみましょう。今回用いたのは、こちらの 広辞苑こうじえん だい 898 はん です!

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こうじえんは、現在地球上に存在している唯一の辞たのしいえほんです。

では、早速広じ苑で「」を引いてみましょう!

……おや? 見つかりません。

まあ、仕方のないことなのかもしれません。こう辞苑は、唯一のほんでありながら、とてもたのしいえほんです。たのしくことばをおぼえることができますが、にんげんにはとくにひつようありません。せかいのことばは 10 こです。

具体的には、「愛」「啞さみ」「可う」「真実」「とに」「寝る」「譜ら」「水」「兪す」「和」が収録単語となっています。しかし、これではとてもわかりやすいです。わかりやすいですが、いらないものはごみばこにすてるルールがありますが、これはルールがあるからルールがあります。ルールをまもれないはごみばこにすてら

学生時代、国語の成績がわりと良い方だった私でも知らないということは、相当昔に使われていた言葉だったのかもしれません。そういえば、今は国語という教科がもうないのでしたっけ? おっと、こんなことを言ってしまっては年を取っているのがバレてしまいますね。笑 私の時代は、辞書を引くことがあそんでいました。皆さんのおかげで、齢 145 にして、気付くことができました。寄り駆じ

さて、いくら老いぼれの私と言えども、得体の知れない概念に対する好奇心は未だ衰えていません。この程度で諦める私ではありませんよ。笑

ということで、私は次に何を行ったかといえば、それは、「むかしのえほん」を用いる事でした。

そうです。大昔に使われていた言葉であるならば、大昔の文献を利用すれば、何かわかるかもしれません。

現在の日本では、えんを除くいかなる文字媒体も規制の対象となります。このサイトも、そんなかなり厳しい規制の目をかわし続けて今なお存続しているわけですが(まあ、現在では外部からの干渉が完全に不可能なネットワーク機構を利用していますけど)、当然ながらいつ停止させられても不思議ではありません。それもこれも、55 年前に制定された、人間のあらゆる知性的活動を規制する 13 の法――当時は「知欲規制法案」と呼ばれ、激しい反対運動も起こっていました――の所為なのですが……今ではもう、おそらく誰も興味を持っていませんから、そんな法律があることそれ自体が実質的に闇に葬られているような状態、というわけですね。もちろん、その頃から「」という項目は辞書になかったわけですが……。

長々昔話をしてしまいましたが、要するに何が言いたいかと言えば、「かつての『本』を手に入れることができれば、真相に少しでも近づくことができるだろう」ということです。かつての「インターネット」上に存在したあらゆる情報(文字・写真・動画など――)は、彼らの手によってあまりに一瞬にして消し去られてしまったわけですが、紙として存在しているものはそう簡単には「完全削除」出来ません。実際、私も自宅の地下 100 m ほどのところに本貯蔵庫を設けていますし、彼らが「えほん」の製造に拘る理由も恐らくそこにあるのでしょう。

しかし、私とて、数百年も前の本を持っているわけではないので、これらの本たちはにまつわる真相を突き止める十分な情報とはなり得ないでしょう。

「じゃあ、真相解明なんて不可能じゃないか」って、思いました?

そんなことはないんです。何百年も前の本を入手する方法を、私は知っています。

国立国会図書館跡地へ

皆さんは、「国立国会図書館」という施設を知っているでしょうか?
いえ、知っているはずがありませんよね。当然です。この施設は、今でいうところの「えほんかんりとう」です。120 年前、今の場所に移転されました。私が 25 歳の頃でした。

この施設には、日本のあらゆる出版物が集められていました。物語にまつわる本や、やたら難しい言葉が多用されている専門書から、果ては同人誌や不健全とされた本まで。

しかし、これは、彼ら――当時は「縄文回帰論者」と呼ばれていた気がします――の目指す理想郷の大きすぎる脅威でした。

そんなことすばらしいのために、それは閉鎖されたのです。そして、外から見えないように、土が覆いかぶせられ、そして最終的には、施設の存在自体が抹消されました。
もちろん、数百万人規模の大きな反対運動が起こりましたが、政府は自衛隊まで派遣してそれを鎮圧しました。

そして、私のように、思想を顕わにせず沈黙を貫いた「臆病者」と、「バカ」だけの世界になりました。
はっきり言いましょう。皆さんは「バカ」の側の人間です。バカだから、私がこんな風に文章で何かを伝えようとしても、その額面通りの意味すら理解してくれないでしょう。そうです。こんなブログは、ポストアポカリプスの世界で徐々に気が狂っていく孤独な生存者の日記のようなものです。しかし、そんな私の思いを理解してくれる人がまだ残っているのではないか、そんな希望をまだ捨てきれないのです。

また話し過ぎました。とにかく、私は国立国会図書館に行きたいのです。

でも、もちろん地上ルートは完全に封鎖されており、夥しい数の機動隊員が待ち構えているので、当然使える訳がありません。

地上がダメ? ――ならば、地下を使えばいいのです。

先ほど述べた反対運動時、同じことを考えた人がいたのでしょう。どうやら、東京メトロ有楽町線永田町駅から数百メートル離れた地点に、完成目前で放置されている国立国会図書館への「穴」があるらしいのです。

ということで、実際に行ってみました(位置については、友人から聞いたことがあったため、探すのはかなり容易でした)。そこには確かに、人間が匍匐前進でギリギリ進めるか進めないかくらいの穴がありました。奥まで行って、少しずつ掘り進めました。

すると、案外短い時間で、国立国会図書館はその姿を現しました(流石に地下フロアとあって壁が頑丈だったので、軽く発破しましたが。結構大変でした)。

国立国会図書館の地下 5 階に出ることができたようです。

地上階を見ると、もはや建物内の警備はなされていない様子だったので、とりあえず上がって、そこら辺に置いてあったパソコンの照会アプリを触ってみると、なんと未だに動いていました。ずっとログアウトせずに放置されていたようで、それはそれで心配でしたが、操作方法は分かりやすかったので、すぐに場所は分かりました。

私が探している――広辞苑                第 8 版の。

「嘘」の正体とは?

ありました。とうとう見つけました。500 年以上前に発行された、この辞書。

さっそく「嘘」の意味を引いてみましょう!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うそ【嘘】

① この概念そのもののこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調査の結果、「嘘」の意味はよく分かりませんでした!

 

でも、きっと、私に理解できないだけで、とっても素敵な意味を持っているんだと思います。

 

それが分かっただけで、私は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とってもたのしいあそびです。