経緯
ある日、雲一つない晴天の下*1、いつものように草原に寝そべって自室で 𝑁𝑒𝑡 𝑆𝑢𝑟𝑓𝑖𝑛𝑔 をしていると、こんな考えが雲の上から降ってきた。
「血液ドロドロ」の逆が「血液サラサラ」なのマジで意味わかんなくね????????????????
詳細
本当に意味が分からない。そもそも、「血液ドロドロ」とかいう表現それ自体がめちゃくちゃに怖い。なんだよドロドロって。血管の中をチョコレートが流れていたら、嫌だろ……と思ったけどまあそれはそれでいいかもしれない。よくないけれど。
血がチョコレートの生物がいたらそれも面白そうだなみたいなことも思ったりしたが、どうせ愚かなる人類が乱獲を働いて「世界のカカオ不足はこれで解決!」などと宣うことになるだけだろうから、やめた。実際にカカオが不足しているかどうかは知らないが、チョコ生物(雑な略称)各位におかれましては、汗と涙とチョコレートを流しつつ、是非とも人類を跡形もなく滅して頂きたく存じます。
話が逸れたが、まあ「ドロドロ」に関しては百歩譲ってまだいい。実際、血液が流れづらいことを形容するオノマトペとしては、ドロドロが最適なような気がしてきた。
ここまでの怪文は一体何だったのか……
しかし、「サラサラ」は絶対に許容できない。
チョコレートが体中を駆け巡っているのなら、まだいい*2。でも、今私の体を元気に流れているものの正体が、きな粉だったりしたら、それは本当に嫌だ。
血がきな粉の生物がいたとしても、私は彼らから産出されるきな粉を絶対に食べたくない。きっとそれは、他の愚かなる人類各位も同じであろう。これでは、よくわからんきな粉生命体が際限なく繁殖し、共同体を形成し、知識を持ち、文明を誕生させ、最終的には発達したその頭脳と協調性をフル活用し、天才的な手法で、汗と涙ときな粉を流すこともなく、人類を地球の隅*3に追いやってしまうかもしれない。いいぞもっとやれ。
苦悩
と、こんなことを一通り考えてみたはいいが、ここで一つ問題が発生した。
これは、誰かに理解してもらえるのか?
ということだ。学校からの帰り道、駒場野公園を突っ切りながら友人と歩いている時、唐突に「血液ドロドロの対義語が血液サラサラなの納得できない」などと言おうものなら、どんな顔をされるか知れたものではない。
正直、こんなことは「チョココロネをどちらから食べるか」ということと比べてもその 2198.872 倍はしょうもない*4。
こんな話題、泉こなたでも流石に許されない。かがみんにすら「アンタ何言ってるの……?」とドン引きされて終了である。
…ということで、以上がこれをブログ「捺火削がん」の記念すべき最初の記事として投稿するに至った経緯となる。同期各位は、「夏日って人は普段こんなことを考えてるんだなあ」と思いながら、このブログを読んでほしい*5。
検索
念のため、このブログの政治的中立性を担保すべく、血液サラサラ派の主張も聞いてみようと、Google 大先生に頼ってみた。
正直、多少はまともな何かが見つかるだろうと思っていた。しかし、その予想は大きく覆されることとなる。目に入ってきたのは、こんな光景であった。
生活習慣を改善して 血液サラサラ・血管ピチピチに!
生活習慣を改善して 血液サラサラ・血管ピチピチに!
生活習慣を改善して 血液サラサラ・血管ピチピチに!
血管ピチピチって何???????????????????????????????????????????????
意気消沈である。この世には、人間が理解してはならないような、恐ろしい表現が数多く存在するということは分かったが、サイトを訪れる気すら失せてしまった*6。
ということで、記事はここら辺で終わりにしようと思う。
終了
やはり、「血液サラサラ」とかいう意味不明フレーズの使用は法律で禁止した方がいいと強く感じる。厳罰を科すべき。
これからの時代は、「血液シャバシャバ」とでも言ったらいいのではないか。血液がシャバシャバのカレーで出来ている生き物がいたら、面白そうなので。人類も滅びなさそうだしきっとインドも喜んでくれる。
以上、シャバシャバの娑婆に生きる皆さんへの心からのメッセージでした。